今日の一枚 part

My style,My life 〜心に響く写真を、心に残る何かを。

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蛇口

20051123_suido


日差しが容赦なく照りつける夏の午後。

グラウンド10周を終え、止まる事なく足が向かったのは、
決まって校庭の隅に備え付けられた水道だった。

その時だけ、こいつはとても人気者になる。

口をゾウさんのように上に向け、
まっすぐ相手の顔を見ながら水を注ぎ出す。

まっすぐ、まっすぐ、相手の顔を見つめる。
ひとりひとり丁寧に、水という手を差し伸べる。

そうして、真心を体の中に入れた私達は、
またひとつ元気をもらい、明日へ歩き出すんだ。





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壁の中にあるもの

20050528_kabe


言葉にできない予感が、感情となって行動を制す。
そして、行動しない理由を、当たり前の中から見つけ出そうとする。

例えばこの壁の中を覗けないのは、そこに何があるか無意識に察知してるからなのかもしれない。
見る事で絶望を避けられないかもしれないという予感が、恐怖という感情となって伝わる。
めんどくさいとか、時間がないとか、それは単に恐怖に対する後付の言い訳なのかもしれない。



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普通の風景

20050826_kage

「君にとっての幸せって何?」
ある時、彼は女友達にそう尋ねたという。

問われた女友達は10分程考えあぐねた末、
複雑な表情で「わからない。」と答えた。

彼はその時思った。
「ああ、彼女は今、幸せなんだ。」と。


光があるから影がある。
ガードレールがあるから影が形作る。

こんな道端で見る当たり前の光景、普通の事。
当たり前だから見えなくなる、沢山のことがある。


「わからない。」と答えた彼女。
けれどそれに気づけば、きっともっと幸せになるに違いない、と思うのだった。

 
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ハート型のカフェオレと

20050609_cafe


ソレハ、トアル、ランチデノオハナシ。


 
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朝の電車で出会ったもの

20041015_train

いつもの朝、いつもの満員電車に乗ると、
いつもとは違う明らかに違和感のある光景が私を迎えた。

黒っぽいスーツに身を固め、眉間に皺をよせたサラリーマン・OL達に混じって、
顔をほころばせながら並んで座る、親子四人連れがいたからだ。

旅行にでもいくのだろうか、大きなカバンをいくつも荷台に乗せ、とてもラフな格好をしている。
その姿は、これから戦場へ行くかのように武装したサラリーマンたちとは、明らかに別次元の人種に映った。
自分の立ち位置を探す私は、思わず引き寄せられたかのように、その家族の前に立った。


 
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青空のキャンバス

20050819_sora

ランチに行く途中、目に入ってきたのは巨大な空のキャンバス。
青空をキャンバスにして、雲たちが思い思いに描き始めていた。
時には力強く、時には優しく、時には気まぐれに。

もしも雲に意思があるとするならば、
今日はきっと、上機嫌に違いないと思うのだった。




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金魚救いの少女

20050814_girl

この頃よく訪れる町で、お祭りをやっていた。
いつもは閑散とした町並みが、まるで日頃の憂さをはらすかのように、
今日ばかりは屋台と人でぎっしり詰まっていた。

普段は人込みが嫌いな私だけど、なぜだろう。
お祭りの人込みは、不思議と嫌じゃない。

カメラを持ってひとり、屋台の間を練り歩く。
そこで目についたのが、かわいく浴衣を着た女の子。

彼女らしい姿が捉えられるまで、レンズ越しに彼女を観察しはじめる私。
だけど彼女は、大勢の金魚たちを見つめたまま、なかなか動く気配がない。

それから、そっと金魚をすくおうと動き出す。
そっと、そっと、ゆっくりと、優しい手つきで。
まるでこの狭い世界から、金魚を救う気持ちでいるかのように。

そんな姿を見ていたら、
なんとなく、この子が将来とても優しい女性に成長するような気がして微笑ましくなった。

子供には未来がある。
未知数の未来がある。
レンズを通して、ちょっとだけその未来が垣間見えたような気がした。






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