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ベロニカは死ぬことにした -パウロ・コエーリョ 

veronika





よく「変ってる」と言われる私は、たびたび「普通」について考えていた。

 

普通ってなんなんだろう?普通って正しいのだろうか?普通になるべきなの?

 

けれどこの物語には、その答えが書かれていた。







最近読むペースに書くペースが追いついていない・・・


なのでとりあえずメモ程度。



JUGEMテーマ:日記・一般
 

 

photo by mamiya2
 

 

 

 

主人公のベロニカは、若く美しく、知的な女性だった。、

そして堅実な仕事に就き、愛情あふれる家族に囲まれ、すべてのものを持っていた。

 

それでも彼女にとっては、決定的な何かが欠けていた。

だからベロニカは死ぬことを決め、大量の睡眠薬を飲んだ。

 

しかし目覚めるとそこは、精神病院の中で、薬の後遺症からあとわずかしか生きられない事を知る。

一度は死を覚悟したベロニカが、そのわずかな余命の間に、生きる活力を見出していく、というお話。

 

 

この話には「普通」と「狂人」という言葉がよく出てくる。

狂人と認定され、精神病院に送り込まれてきた人々とベロニカは生活をともにすることになった。

けれど普通と狂人の差はなんなんだろう?というのが王様の例え話で語られる。

 

 ある国の井戸に、魔女が精神を狂わす薬を入れた。

 それを飲んだ王様とその家族以外は、みんなおかしくなった。

 そのため王様は国を正しい方向へ導くために正しい勅令を発布したが、

 警察も警部も国民も王様の決定を愚かだとして従わないことにした。

 それに絶望した王様は王位を退くつもりでいたが、女王は王様に同じ水道水を飲むことを勧める。

 「さぁ、あなたもみんなと同じ井戸の水を飲むのよ。そして国民と同じになるの。」と。

 そして改めて狂った勅令を出した王様は、また国民の信頼を勝ち得た、という話。

 

つまりはそれは、多数派が「普通」になるのだ、ということ。

逆に少数派になった時点で「狂人」のレッテルを貼られ、精神病院送りになってしまうのだ。

ゆえに人は「普通」からはみ出すのを恐れるがために、自分の本質を抑えて生きている。

けれどその本質も抑えすぎると自分を見失い、自閉症や多重人格や自殺願望といった形で表面化してくる。

そしてやっぱり、精神病院へ送り込まれるのだ。

 

 

「人が自分の本質に逆らうのは、人と違ってもいいという勇気に欠けているからで・・・・」

 

私はこの言葉がなんだかとても印象に残った。

人と違ってもいいという勇気。それは「狂人」扱いされても構わないという勇気だ。

 

自分の人生を本当の意味で生きるためには、

周囲との比較からは何も得られず、自分と向き合うことでしか答えは得られないんだろう。

 

ベロニカは最後、愛する人を見つけ、そして、狂人であることを受け入れる。

楽しいと思うことを行い、正しいと思うことを信じた。

そして、生きる力に溢れる女性へと変貌を遂げていくのだ。

 

狂人バンザイ!

ベロニカは、幸福とは何かをそのとき初めて知った。

 

 

 

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