今日の一枚 part

My style,My life 〜心に響く写真を、心に残る何かを。

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隣のトトロ

20051210_shadow



「ところで、マミヤさん、いつもsimulationを、”シュミレーション”って、間違って言ってますよ。」

その人が作った資料について質問をしにいくと、突如としてそう切り返された。

「え?どう違うんですか?」

「正しくは”シ・ミュ・レーション”です。シュミレーションじゃなくて。」

と、不器用さを思わせるゆっくりとした口調をさらに緩めて、彼は”シ・ミュ”を強調して発音した。

たどたどしいけれどしっかりと発音をするその話し方は、巨大な草食動物と研究者を足して二で割ったようだと思う。
そう、イメージでいうと、彼の台詞には句読点が多いかんじだ。そのくらい、ゆっくりと、発音する。




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日本海

20090720_sea

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白い時間と黒い打算

20071110_urata

「もう、私には着れないなぁ・・・。
 ウエディングドレスは、若い子のものだよね。」
と、フロアのど真ん中で光に照らされた花嫁さんを見ながらボソリ言うと、

「そんなことないよ。mamiyaは似合うと思うよ。」
と、かつてプレイボーイとして名を馳せていた友人は言った。

それが何パーセントお世辞で何パーセント本心だなんてどうでも良くて、
そこに黒い打算がないのなら、素直になんか、なんとなく、笑った。


ちょうどその日の昼、私は黒い打算のど真ん中にいて、
それに気づいたとき、その人たちのアドレスを全部消そう、と思った。

それは純粋に友達になろうと思っていたこちら側の気持ちを裏切られた気がして、すごくがっかりしたからだ。
そして、その人たちがとても印象の良い人だったということが、残念さに拍車をかけた。

そして結局のところ、私はまだ彼らのアドレスを消していない。
それは未練からじゃなく、きっとたくさんの連絡がくるだろうから、
相手を認識していないと適切な対応ができないだろうという打算からだ。
打算に呼応するのはいつも打算だ。


「あ、あの人綺麗だね。」
と、私が指差して言うと、元プレイボーイはちらっと彼女をみて、
「mamiyaのほうが綺麗だよ。」と言った。

もーう、ほんとにこの男はぁ〜。
と思いつつも微笑ましい気持ちになるのは、
長く白い時間が知らずに作り上げてきた安心感と、
もう変わることはない確たる距離感のせいなのかもしれない。



JUGEMテーマ:日記・一般


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空気よりも軽く。

200610_fuuen


なんで人を撮らないの?
と、5人中1人の割合で聞かれる。

私は、3人中1人の割合で、
人間が苦手だから、と、空気よりも軽く答える。

そういう私こそ、
実は最も人間を欲してるのかもしれない。
だから、苦手だと感じてしまうのかもしれない。

なんてことを、心のどこかで感じながら、
次もきっと同じように答えるだろう。
水素よりも軽く。
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夜空に咲く花

20070805_hanabi


夏の夜空に咲く花を、
この色を、忘れないでいよう。


そしてその色に照らされた
君の横顔も。


私の中でそのふたつのイメージがワンセットとなって、
記憶の箱へとしまわれる。


そんな風に
ひとつ、ひとつの記憶を君に結び付けていった先には、
積み重ねた人だけに与えられる幸せが待ってるはずなのだけれど、

もしもそれが、そうじゃなかったら・・・。
どれだけの痛みの起爆剤へとかわるのだろうか。





ひゅぅ〜〜〜〜



ドーーーーーーン・・・・!!!






あ、
またひとつ、花開いた。



そして
結局やっぱり、
私は右隣を見上げてしまうんだ。



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子犬と自転車

20061014_inu2

まるで置いてけぼりの子犬だ。

そこから一歩も動けないのに、目線だけは追い続けてる。

そして世界が色味を失っていくんだ。

もう立ち上がらない自転車に繋がれたまま。



 
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待つオトナ

20060712_sea

小さな少女は、波打ち際に砂の城を創った。
明日はもっと高く、そして花飾りもつけようと考えた。
でも潮は満ち、容赦なく城を流し去った。
そして彼女はオトナになった。

小さな少年は、雪を集めて秘密の基地を創った。
翌年に備えて、布団やお菓子やゲームを持ち込んだ。
けれど季節は巡り、太陽はそこを簡単に更地にした。
そして彼はオトナになった。

行き場のない彼と彼女は、
今も波打ち際に、そして降りしきる雪の中にいる。
そして言うんだ。「そんなところに何かを築くのは馬鹿らしい」と。

だから二人はただそこに立ち尽くしている。
ただただ立ち尽くしている。
船が来るまで。そして春が来るまで。

そんな風にオトナになり、虚しさの代わりに無感動を手に入れた。
そしてただただ待っている。
船が来るまで。そして春が来るまで。
自分の居場所が見つかるまで。
            
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20060102_persimmon


柿は食べ頃を通り越して、朽ち果てようとしていた。

「ああ、もったいない・・・」

と、思わず口をついて出る。

その行く手には、湖の水面が待つのみなのだ。

ああ、もったいない・・・。

だけど一番もったいないのは、

指を咥えて見てるだけの、自分の時間なのかもしれない。


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平行線

20060205_kumo

感情ってやつは、わがままで向こう見ずだ。
だから導いてやらねばならない。
もっと先を見越した、冷静な判断と行動を。

と、理性は言った。


理性は、ほんとうをわかっていない。
だからいつも訴えてるのに。
自分が幸せでいられる、ほんとうが何かを。

と、感情は言った。


両者の意見はいつまでたっても平行線。
でもきっと、その葛藤が成功を生むんだ。
きっとね。

いつかきっと、あの雲に届くから。
 
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イチョウの個性

20051210_ityou

イチョウには個性がある。

こんなふうにシルエットだけでも、
それでも「こいつはイチョウだ。」ってわかるから。

だからイチョウは愛される。
だからイチョウは目に留まる。
季節を代表する風物詩となる。

周りと何かが違くても、自信を持って笑顔を振りまく。
だから愛されるし、心に残るんだ。

 




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